超小型EV専用駐車場での使用事例

未来をつなぐ最先端のまちづくりに貢献する駐車場

EVエコパークは、超小型EV専用機械式駐車場です。省スペースで大容量、スピーディな入出庫が特長。さらに駐車中に充電もできるため、駐車スペースや充電施設の不足といった超小型EV車普及の課題を一挙に解決し、持続可能な社会やカーボンニュートラルに貢献します。

コンパクトで大容量なEVエコパーク
直径：9.5ｍ
高さ：15ｍ
収容台数：40台
最短入庫時間：15.5秒
最短出庫時間：17.2秒

*EVエコパークは株式会社技研製作所の登録商標です。

会社名：株式会社技研製作所
都道府県：高知県

課題点

ここ数年で世界的にSDGｓやカーボンニュートラルへの取り組みが加速し、自動車の在り方が変わってきています。そこで、コンパクトで環境負荷も低い超小型EVの需要が高まっているが、駐車スペースや充電設備の不足など、インフラが整備されていないことが超小型EV普及の妨げになっています。
これらの問題を一挙に解決するために、EVエコパークが開発されました。

開発の課題点

省スペースで高収容を実現するためのレイアウトや機械構造の検討
なめらかで流れるような動きを実現させるための制御プログラム調整

解決策

可動部において、持続可能でメンテナンスフリーな部品が求められました。高い安定性を持ち、堅牢な構造のエナジーチェーンが採用され、また耐久性に優れ、幅広い温度に対応するチェーンフレックスもセットで採用されました。

技研製作所が独自開発した充電装置にはドライリンRリニアブッシュとイグリデュールJ丸棒を使用。ドライリンRはそのサイズと強度が要件に見事に合致し、省スペースの課題に解決。イグリデュールJ丸棒は自由な形に加工が可能な低摩耗性に優れた素材のため、設計の自由度を提供することができました。